2022年9月10月の学習記録|やっと論文書き始めました。

予備試験

子どもの夏休みも終わり、季節は秋。新学期の慌ただしさにボーッとする暇もない9月。そしてイベントづくしの10月です。2023年予備試験に向けた学習の振り返りを記載します。

コンプリート答練はじまった

始まってしまいましたコンプリート答練。答練の開始に向けて各教科を回していましたが、準備は万全からは程遠く。「あ、答練申し込もう!」と思った夏から準備期間は1カ月弱で、準備も何も、ただ慌てるだけ慌てて日々が過ぎていきました…

…にしても、こういう「いよいよだ!」という緊張感を味わえるのが答練の素晴らしさ。これに申し込まなかったらダラ~ッとマイペースに進めていたことでしょう。「うわっ!残り日数ないじゃん!!」と、何かが迫ってくるような緊張感で勉強できた時点で、もうご利益ありまくりです。

秋は答練の季節⁉

そもそも、この秋ごろって答練の季節なんですね。そこらへんも知りませんでした。学習を始めたのが2021年の9月で、もともとその年の行政書士を受けるところからスタートしたため、同じ時期に他の受験生はこういう物をやってるってことすら分かっていませんでした。

伊藤塾の答練の存在は小松詩織さんの著書内でチラッと見かけてた記憶が。でももちろん、受けずに合格してる人もいるわけで。年末スタートで短期合格した河野玄人さんは有名ですね。資格スクエアで論文1位とった方も海外在中で教材発送に対応してくれるのが理由で資スクを選んだというから、少なくとも毎週の郵送が必要になる伊藤塾の答練は受けていなかったと推察。答練はオプション品くらいに思っていました。

練習しなきゃ書けないというアタリマエ。

でも今年、秋~年明けにかけて各社が答練を販売しているのを知って、うわぁ~認識不足だったなぁ~と思いました。いや、論文ってどうやって書けるようになるのよ、みんなどれだけ演習詰んだらサクサク解けるようになるわけ?とずっと疑問でしたが、答練のスケジュールを見て納得しました。なるほど、これくらいの演習量は”標準”なわけね!1年目に受けられなかったのはどうしようもないとして、あぁ今こそ参戦じゃないか~。

やっと観念して論文書き始めました

資格スクエアの鬼頭先生が、散々「論文だ!アウトプットだ!!!」と仰るので、学習初期から論文過去問に取り組んできました。が、もちろんすぐに自力で論文を書けるようにはなりません。写経したり、自分なりにまとめノート作ったり、インプットもしたりで色々したものの、やっぱりイチから書き出すまでには至らず。

いったいいつになったら論文が書けるようになるんだろう??? 当時は真剣に悩んでいました。「まずは短文事例問題を解いてみよう」とか「構成を作ってみよう」みたいな話はチラホラ聞きますが、そこから1通のちゃんとした論文を書くことの段差というかギャップってすごいじゃないですか。

憲法の答練3日前に三段階審査を暗記

だいぶお恥ずかしい話ですけど、憲法の三段階審査をよくよく暗記したのはコンプリート答練が始まる3日前でした。ただベタッと保護範囲・審査基準だして・あてはめしてってテンプレ、それさえも暗記していませんでした。ほんと今まで過去問の何を見てきたのか?って話でもあるのですが。

そんなこんなで三段階審査を暗記して、ベタベタに初心者な答案を書いてみて。なんとか人生初の”自力で書いた”答案が一通仕上がりました。わー-感動したのなんのって!このときの確か、伊藤塾の市販の演習書を解いてた気がしますが、「書いてみよう」となったときの心境は「諦めて、何かしらを書くしかないわ」というものでした。

もう諦めて書くしかない。

これまでも「何かしら書くんだ」「なんでもいいから、一つでもいいから書こう!」というチャレンジは100回以上してきました。資格スクエアの基礎問なり、演習書なり、論文過去問なりで。そこかしこで、ちょこちょこ書いてはいました。写経もしたし、自分で調べて書いてみよう!もやりました。

でも学習開始からちょうど丸1年経って、短答の不合格を経て、このコンプリート答練の初回が迫ったこの日…。この日がこれまでで一番「もう、書くしかないわ」と感じました。「よっしゃ、書こう!」じゃありません。「もう諦めよう」って感覚でした。諦めて、『書ける』状態を諦めて、書くこと何も分かんない中で、何かしらの問の答えを書くしかないんだわ。…というのを、問題解きながら実感しました。そして10個も100個もあった”私が論文をまだ書けない理由”みたいなのが一気に消えました。

クララが立った感動が秒で消えた答練

さて、1年越しでやっと初めて答案が書けるようになったんですよ⁉そりゃ、感動も一塩ですよ!…コンプリート答練の1回目、すごく感動しました。スタートラインに立てたことに。時間はかって何も見ずに自分の力だけで初見の答案を解けた。そして一応は答案の形になっていました。(中身はともかく!)

でも喜んだのも束の間、解説講義を見て、さらに翌週3問目4問目を解くころには「ぜんぜん書けてないじゃん…」というので心がしぼんでいきました。あー--これは洗礼なのか⁉ さらに、行政法の2問目で先生が『これは今この時期に解けないとマズイ問題です』とハッキリ言っていた原告適格。予習していたのに全然書ききれず、かなり落ち込みました。

Cランクに震える日々

伊藤塾のマイページで論文の返却をドキドキしながら待つ日々です。一番まじめに時間を割いてきた民法でCランク、10点をもらい、とっても焦っています。

ホント毎週毎週、後がない危機感が押し寄せてくる…。この答練の臨場感はすごいですね。

心掛けていること:提出がギリギリにならないこと

まだまだ理想にはほど遠い答練ですが、ひとつこれだけは守ろう!という自分との約束があります。それは「提出ギリギリに解かない」ということです。いつも火曜日か水曜日に解いて、子どもの発熱などで遅れても木曜日には投函しています。

おそらく土曜日投函でもギリギリ締め切りに間に合うのですが、そのギリギリの線を狙って焦って解くと出来栄えがイマイチなのはもちろんのこと、ぜんぜん真面目に復習する気にならない。同じ伊藤塾で5月に公開模試を受講したときがそうでした。とにかく提出がダルくて 提出間に合った時点で「ハ~」って気持ち。返却された答案見ても「ま~あの状況でむりぐり書いたしなぁ」…なんて思っちゃう。反省がないのです。

そこから学んだのは、答練は必須じゃないし、ペースが乱れるくらいなら受講しない方がマシということでした。これは本当に肝に銘じています。答練なんてお金かかるもの、やらなくても全然問題なく受かっている方もたくさんいます。

おわりに~11月は民訴スタート~

さて、いまは民事訴訟法を回しています。前より進歩してる気がするんだけどなぁ? 早く点数につなげたい。気を引き締めて、今年の論文落ちの皆さんが参入する2ndターム答練に備えます!

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