2022年7月・8月の学習記録

予備試験

予備試験・司法試験に挑戦中。2023年予備試験まで1年を切りました。さいきんの学習について振り返ります。

2023年予備試験まで、残り1年切りました

さて、短答式試験落ちたショック…もだいぶ薄れてきた7月です。5月6月は短答式試験を突破した受験生を意識した学習の進め方でした。「短答の点数厳しかった人も、受かったつもりで論文対策しよう」という先生方の教えを胸に刻み、過去問周回に論文模試も受けました。

そんなこんなですが、夏に差し掛かるころ心境の変化がありました。

7月の心境の変化

論文式試験はいよいよ7月が本番ですが、この直前ごろから他の指針が欲しいと思うようになりました。

「自分も短答に受かったつもりで負けないように」…というマインドではモチベーションが保ちにくかったのが一つ。そして当然ですが短答に落ちたからにはそこの反省点を克服しなければなりません。短答式試験の直後は「短答で泣いたからと言って短答対策に重きを置くのは危険」と感じていました。が、 短答対策か論文対策かを区別する以前の超基礎知識が染みついていないことも実感しています。

落ちたからこその時間の使い方

論文式試験に到達した人は本選にいった!というお守りをゲットして、その何割かと来年の予選会場(短答式会場)で戦うことになります。この「本選にいった!」というお守りは行った人の特権だから、予選落ちの人がどんな心の持ち方をしたところで同じものはゲットできません

自分の5月~7月をふりかえると試験後はメンタルの上下が本当に激しくて、学習の方針も一貫しなかったしロスが多かった。いま7月。もしかしたら、今やっと立ち直ってきたのかも。自分が仮に論文式試験に行けてたとしたら発表のある10月までは心が落ち着かないし、腰を据えて基礎的なインプットをしようとは思わない気がする。それより「論証集の暗記が間に合わなかったよ~涙。来年までに規範完璧に暗記するんだ~!もっともっと書くぞ~!!」っていう方向にいくと思う。

…と、この辺りから学習のウェイトの置き方やスケジュールの立て方などを冷静に考えられるようになりました。

そうだ、答練だ!

そんな折に「答練」というものの存在をしりました。(いや、聞いたことはあった気がしますが、時期や費用までは真剣に見ていませんでした。)伊藤塾と辰巳とで迷いましたが、スタートが早くて低予算の伊藤塾に決めました。9月開始なので逆算すると1科目1週間しかあてられないことがわかり、7月8月はかなりキツキツのスケジュールでした。8月は子どもの夏休みもありますしね…。

短答対策か論文対策か?

短答と論文、それぞれどう向き合うべきか…というのが色々なところで話題です。資格スクエア予備試験講座に登録してもうすぐ1年が経とうとしてますが、資格スクエアも論文を制する者は予備試験を制する…というスタンスで、盛んに論文対策を押し出しています。

おもえばこの1年は短答と論文に学習時間をどうふりわけるか、どちらかが疎かになっていないか?ということを迷い続けた一年でした。そして最近になって自分の中で良い具合に着地してきた気がします。

資格スクエアの論文がんばろう!方針のおかげで学習の本当に最初のころから論文対策をしてきました。ということで、論文はまだまだ仕上がっていませんが苦手意識や後回しにしたい気持ちはない。 後回しにする気持ちがないのなら、意識を短答か論文かに持っていく必要性は乏しい。たとえば百選を読んでる時間なんてどちらの対策も兼ねているわけですし、区別の実益はありません。

インプットかアウトプットか?

インプットかアウトプットかも話題になっていて、論文対策、その中でも「とにかく書いてアウトプット」!というのも見聞きします。ここもこの一年「アウトプットが足りていないんじゃないか」と悩みが多かったです。最近は前より自力で書ける文字数が増えてきたということもあり、あまり悩まなくなりました。

論文対策がレベル1のスタート期は「1文字も書けない!」条文が引けない、論点が分からない、という状態でしたから「アウトプットがんばりたいけど何も書けない(アウトプットできない)」というジレンマがありました。このゼロを1にする時期は本当に忍耐ですね…。

今も論文の仕上がりはてんでダメダメですが、悩みの方向性が技術や知識に代わってきたのでストレスが減りました。あの「どうやったら論文書けるようになるのか想像すらできない」状況は脱したと思います。

学習履歴

最後に学習履歴のメモを貼ります。私は周りの人がいつ何をしてるのか、とくに「この時期にスタートした人って、いつ何の勉強してるんだろう」「学習開始〇ヵ月目って皆なにしてるんだろう」…と気になることが多かったです。なにかの参考になれば嬉しいです。

2021年(初年度)の勉強

2021年8月 行政書士試験(合格)の勉強開始
2021年9月 予備試験の勉強開始。講義動画+論文の短文問題。動画のみ民・憲・商・刑を回し、論文対策は民法のみ短文事例問題。
2021年10月 (旅行業管理者の受験(合格))。月末~行政書士試験に専念。行政法に集中。
2021年11月 行政書士でやらなかった科目(民訴など)のインプット+論文過去問を写経
2021年12月 インプット+論文過去問検討

2022年前半(~学習満1年)の勉強

2022年1月~3月 インプット3割+論文過去問検討7割。行政法の論文の難しさに震撼。各科目、論文過去問2周くらい。
2022年4月 短答過去問(単年度+単元別)。民訴6点⁉行政法も解けない…。(仕事9割辞めた)
2022年5月 短答式試験(不合格)。受験後は論文対策
2022年6月 論文対策。伊藤塾の論文模試を受験。民訴5点⁉選択科目が一番高得点だった
2022年7月 1科目1週間でインプット+論点拾い。9月のコンプリ答練に向けて全科目1周
2022年8月 全科目1周。選択科目ほぼ初見(全範囲の1/2インプット)。

ここまで目を通していただき、ありがとうございました。以下は過去の学習日記リンクです。

コメント