2022年予備試験の短答式試験、結果が発表になりました。論文式試験に向かう合格者と不合格者とで明暗が分かれた6月。短答落ち後の過ごし方の備忘録。
短答式試験の結果発表
6月と言えば短答式試験の結果発表。伊藤塾さんの自己採点サービスを利用して不合格は分かっていたのに、それでも「マークミスがないかな」という逆の期待(?)をしてしまいますね。
160点近辺の受験生にとっては今年の合格点が何点だったのか、緊張が張り詰めた時期だったことでしょう。Twitter上でも「受かってた!!」の呟きをたくさんお見掛けしました。それを切ない気持ちになりながら、♡いいねを押していました。
「受かった気持ちで論文対策」?
さて、短答落ちした受験生のこの時期の過ごし方といえば、「自分も受かったつもりで論文対策をしよう!」というもの。論文式試験に参戦した受験生の何割かが不合格になりますが、本番を戦って一皮むけた受験生と来年戦うことになりますから、このアドバイスは正しいと思います。
伊藤塾の模試を受けました
短答終わって早々に伊藤塾の模試をポチりました。その理由はふたつ。一つ目は自分も合格者と同様に論文対策をしていきたい、と思ったこと。(つまり”受かった気持ち論文対策”)
それからもう一つは、私の2022年の司法予備試験が終わってしまう、それが寂しかったからでした。もっともっと、夏まで頑張りたかった。
模試の提出に追われた6月前半
ということでポチッた模試ですが、子どもがいるので自宅受験を選択し、マイペースに解こうと思ったのにあんがい時間がかかる!10科目の論文を書ききる大変さを、今更ながら実感しました。思えばこれまでの論文対策では1科目1周して次の科目に行って…だったので、こんな風に10科目10通を書ききるのは初めての体験。それだけでも得た物は大きかったです。
ちなみに何も見ずには書けませんでした
「模試を解く実力には達していない」ということで模試うけるのを辞めてしまう方も多いでしょうが、私も模試を受けるほどの実力は備わっていません。返却答案は民訴が5点ですから、採点者もハ~って感じだったのではないかな、と。(お金出して真面目に受けてるので別にいいや、と思ってますが。)
模試は出題される単元を朝のうちにザッと確認して、午前中にその単元の予習復習をしてから午後に答案を書きました。よろしくない解き方かもしれませんが、来年、どの程度の復習をして臨めばどの程度かけるのかな、というのも分かりました。
本当に終わった…
短答式試験の発表は、ちょうど伊藤塾の模試を提出し終わったころでした。「終わったんだ…」という疲労感がドっと押し寄せました。心の準備はしてきましたが、悔しいですね。
もう「受かったつもり」ではないけれど
さて、今の学習はというと”受かった気持ち論文対策”を修正して取り組んでいます。1日1通過去問(ないし、市販の演習問題)を書くことをルーティーンにしつつ、資格スクエアの基礎講義も見返しています。
来年短答に受かったらきっとできないことも、今のうちにやっておこう、と考えるようになりました。入門書を開いたり判例をじっくり読んだり。やりたい勉強に時間を割くようになって、落ち込んでいたモチベーションが上がってきました。
来年は今年論文落ちした受験生と戦うことになりますが、おそらく結果発表がある10月中旬までは落ち着かない日々を過ごされると思うので、それまでにこちらも貯金を作っておかなくては。
7月もがんばります!
今は民法をやっています。あと体力づくりも。来年の試験まで約1年間。時間が全然足りませんね。
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