LINEのオープンチャットで勉強仲間を作ったら|資格のモチベUPに

予備試験

資格試験に取り組んでいて、勉強仲間が欲しい!と思うこと、ありませんか?twitter(X)、instagramと並んで使えるSNSといえばLineのオプチャ。今回はオープンチャットあるあるをまとめました

「仲間が欲しい」ときにLINEのオープンチャット

画像引用:LINEみんなの使い方ガイド『オープンチャットを利用する』

勉強に疲れたとき、なかなか集中できないときやヤル気がでないとき。勉強仲間がほしい!‥と思うことがありますよね。特に社会人受験生ともなればソロ活動が基本ですが、やはり人は孤独を愛しきれないというもの。どれだけ計画的に物事進められる人だって、孤独は学習の敵です。

私は「あ、今日だれとも会話してないな…」と気づくことがあります。業務連絡なり、朝の挨拶なりはしているのですが、”会話”をしていない。そんな日がずっと続くとメンタルに悪い。誰かとちょっとした会話を楽しみたい時、LINEのオープンチャット機能が便利です。

オプチャあるある|困ったこと・トラブル7つ

公開されているオープンチャットであれば、だれでもいつでも、匿名で参加できるオープンチャット。個人のLINEアカウントとは紐づかないため気軽に利用できます。

そんなこんなで資格取得に関するオープンチャット、通称「オプチャ」は数多く存在します。でも、すでに参加経験がある方なら、こんなトラブルはすでにご存じですよね。

誰も発言しない

資格系のオプチャで本当によくあるのが発言が少ない問題です。10人以上のメンバーがいるオプチャでも数カ月単位で発言がないなんてザラ。

中には開設当初から会話がないもの(なぜ作ったん?)というオプチャもありますが、いったん会話が止まると再開のキッカケが掴みにくいというのもあるあるです。

すでに仲良しメンバーで固まっている

どちらかというと珍しいですが、結束が固すぎる問題もあります。オプチャ内でオフ会のお誘いが飛び交っていたり、合格者を中心に古参のメンバーさんが固まっているオプチャなど。その輪に自然に入り込めたら理想的かもしれませんが、新たに参加するとなると躊躇しそうです。

マウントする人がいて空気が悪い

オプチャはやらない・やめた人の理由ナンバーワンがこれでしょう。マナーの悪い、お騒がせ系の人物がいる。特に法律系の資格オプチャは議論がヒートアップしていて人格否定ともとれる発言をしている人すらいます。「え?この資格を目指してる人にこんな人がいるの?合格しないでよ~仕事したくないよ~」と思ってしまいます。

そんな人がいると安心してオプチャを利用できないのですが、管理者以外はどうにもできません。人数が数十名~100名越えのオプチャ、管理人が静観するスタンスのオプチャでは避けられない問題です。

基本、離脱は予告なし

オプチャは入るも自由、抜けるも自由。入った時は自己紹介をするのが普通ですが、抜ける時に挨拶することは中々ありません。私自身も、無言で離脱したことが何度もあります。

さほど深い仲でなければいいのですが、以前、ことあるごとに励まし・励まされていた人が急に退出してしまったことがありました。ちょうどマウント系の人が加わった直後で、その人から頻繁に強めの発言があったころでした。「〇〇さんがいなくなった!」と気づいたときはかなりショックで。他のSNSと違って何も残らないんだな‥と落ち込みました。

同じ話題をループ

これも資格系のオプチャあるあるですが、メンバーが入れ替わるたびに既出の話題が繰り返される。どんな教材・予備校を使ってますか?など。

初めは楽しくても、だんだんと「会話が発展していかないな」…と感じ、「これ以上ここにいてもな」…と疑問を持ってしまうことがあります。いや、オプチャに過剰な期待をしてどうする、という話ではあるのですが。

(ガチトラブル?)SNSでつぶやいちゃう

「オプチャでこんな内容の投稿があった」とTwitter(X)でつぶやくのはチラホラお見掛けします。単なる日記的なものならいいのですが、内容によってはトラブルに発展しかねません。

以前あるオプチャで「答案交換してくれる人~」と募ったところ、発言直後にオプチャを退出した人がいました。そして同日、同じ人かは不明ですが「オプチャで自主ゼミの呼びかけがあったけど正直、微妙。やめた。」…という内容のつぶやきがTwitterで表示されました。フォロワーさんではなかったのでブロックして終わりにしましたが、この手のことは本格的なトラブルに発展しかねません。

結局、win-winじゃない?

匿名、入退出自由、管理も自由。…となると、やはり期待するような話し相手が見つからなかったり、せっかく会話した相手が急に消えてしまうこともありえる。これって結局、時間をかけても…どうなのよ?という話になりそうです。

いや、そんなんやってないで勉強したら?という、お決まりのオチに行きつくのでしょうか。

オプチャを快適に利用するには

さてさて、紆余曲折ありますが私はいま4つのオプチャに参加しています。(常時稼働しているのは2件。)ちゃんと選べばオプチャは良い。アリアリあり寄りのアリ、と考えています。Twitterのような時間の奪われ方をしない、というのが大きいです。

そこで、これまでの反省を活かした私のポイントをご紹介します。

同じ属性の人のオプチャをピンポイントで探す

「答案を交換したい」「分からない箇所を質問したい」など、明確な目的がある人は、ピンポイントでそのニーズを満たす部屋を探すことがおすすめです。『〇〇を勉強している人』などの人口が多いオプチャを避けるのはマスト。答える人が多ければいいということは、決してありません。

あえて違う属性の人が集まるオプチャを探す

気分転換にオプチャを利用するケースでは、同じ科目や資格を勉強している人の部屋を避けるのも手です。「朝活」や「資格取得」「学習」などのテーマで探してみてはいかがでしょうか。

「違う」と思ったら早々に退出する

傷は浅いうちが良い。オプチャ内のアナウンス諸々を見て、早めに判断しましょう。「しばらく静観してようかな」「別に害はないし」という考えもありですが、突然変な人に話しかけられるリスクもあります。また、参加意思不明なまま在籍して、誰かを困らせることも避けたいものです。

オプチャを自分で作る

ないのなら、作ってしまえ、オープンチャット。結局じぶんが求めるオプチャがピンポイントで稼働している確率ってなかなか低い。そうすると、自分が始めるのが手っ取り早いです

オプチャを開設して告知する

オプチャ開設の手順はごく簡単で、画面に従って操作するだけでサクッと作ることができます。開設したオプチャはデフォルトで公開されるため、ただ待っているだけで一応はOKです。最初の1名が入るまでが長く感じますが、私の場合、3週間ほどで入っていただきました。

即日で人数を増やすなら、やはりSNSで告知。#資格の名称を記載すれば、フォロー外からも反応をもらえます。

募集のポイント

  • ROM専(読む専門で発言しない人)お断りにする
  • 3人~5人程度で定員を決めて集まり次第、非公開にする
  • オプチャの方針を丁寧に告知して、納得して入室してもらう

定員制→非公開と告知しておけば、トラブル防止に役立つうえ、短期間で人が集まりやすくなります。私は「自分含めて3人いたらいいな、ひょっとして5人とか集まったりするのかな?」…と思っていたら最終的に計10名のチャットになりました。滑り込みのお問い合わせも出てくるため、早めに締め切るのが吉です。

ちなみに、オプチャの設定で10人単位でメンバー数の上限を設ける事ができます。(人数が揃うと入出できなくなります。)10人未満で区切りたい場合、非公開設定にする必要があります。

オプチャのルール

オプチャの禁止事項は「返信に長時間を要する議論はしない」というマナー的なものから「メンバー内で上下を付けるような会話は避ける」という説教くさいルールなど7項目ほど設けました。

皆さんがルールを読んで「いや、そんなこと書かれなくてもしないよ~」と思ってくれていたら、むしろ理想的だな、と思いつつ明記しました。やはりルールは書いておいた方がお互い安心ですし、”こういう方針のオプチャ”と分かる方が何かといいかな、と。

オプチャの予定・方針

オプチャの予定やルーティーンを決めるのもおすすめ。フリートークのみのチャットでも、「いつ、〇〇する」という予定が決まっていると散漫になりにくいでしょう。たとえば「管理人はだいたい週末に学習報告します。みなさんもぜひお好きなタイミングで近況を聞かせてください」などのお知らせを貼っておくのもいいかもしれません。

まとめ

やっぱり人間、一人じゃムリ。LINEがない時代に合格した先生方からすれば、オプチャなどに時間を使うのは色んな意味で驚きかもしれません。しかし、ストイックに勉強されていた先生方の体験記を読んでいても、実家に電話をかける、誰かに話を聞いてもらうなどの息抜きはされていたようです。

ちょっとしたことで良い。誰かと会話したい、というときに。オプチャが良い息抜きや、学習のヒントになってくれるでしょう。

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