勉強生活で一番後悔してること(私生活と資格取得の両立)

予備試験

司法予備試験に挑戦中。私にとって、一番の課題は私生活・家庭との両立です。コミュ力スキル激よわよわになっていた自分。対人関係、育児関係で反省した点、これからここを克服したい!と思っている点をお話します。

司法予備試験2回落ちの私が後悔していること

こんにちは。さいきん不合格通知が届いてそれなりに落ち込んでいます。勉強の反省点は書ききれないほどあるのですが、今回はそれとは別に 私が「あ~~~~~~‥…!」とガックリうな垂れてしまうレベルで後悔している、私生活の話を書きたいと思います。育児の話がたくさんでてきますので、ご了承ください。(育児話割愛したい方はこの見出しより下をどうぞ)(ほぼ全編の割愛w)

そして、「この手のコミュ力の話って、微妙くない?」という方も一定数いるかと思います。そんな方はムリして読まないことをおすすめしますが、下の方に私なりの回答を設けてます。

ボッチでよくなくなくない?

これは本気の挑戦だ。だから友達と遊んだりプライベートを充実させるのは、合格後でいい

…と、思いここ数年は人間関係をミニマムにすることを心掛けていました。昔からの友達とも会っていないくらいだから、育児で発生する保護者同士のお付き合いはホントに最小限にしたい。

育児をしているとサラリーマンの”お付き合い”と似たようなノリでママ友づきあいが発生するのですが、心地よくない関係も一部あるため、取捨選択が必要。勉強優先。”お付き合い”をしている場合ではな~い!

子ども「友達いないから学校イヤだ」

今年は本当に受難の年でした。この春卒園・入学した息子が就学トラブルを抱えていました。

学区の都合上、園の友達の大半とわかれてしまうため、予想はついてましたが辛い。

4月5月によく息子が言っていたのは「友達いないから学校行きたくない」「誰も友達になってくれない」。就学あるあるなのは分かっていますが重い問題でした。

友達なんていなくてもOK?

友だちなんて最初からできるわけじゃない。上の子だって仲良しさんができたのは2学期3学期だったし。みんなそんなもんだよ。友達がいない時期だって学校に行く意味はあるし、行かないと友達できないわけだし。

…こんなことを、手を変え品を変え何度も話しました。 でもお察しの通り、こんなタテマエで子どもの心が癒えることはありませんでした。

3か月間、何度もこのやりとりをしました。何度も何度も何度も。毎日毎日毎日。そして私は「友達なんていなくても勉強できる」と考えていた自分自身に、一抹の不安を覚えたのでした。これは、親としてあるべき姿だろうか。

短答落ち後に友達づき合いをしてみたら

そうはいっても試験は迫る。予備試験を知っている方なら、4月~7月がどんな時期であるか、お察しいただけると思います(※旧日程なら2月~5月に相当)。

全ての問題を棚上げしつつ、生きて会場にたどり着くことだけを考えた結果の不合格。その後、自分との約束で設けた約40通の起案を経て、やっとこさ、勉強とは別にやるべきことがある、と気づいたのでした。

遊んでくれる人募集!

試験後、おそるおそる園のグループLINEに投稿しました。「うちの息子と遊んでくれる子募集♪」。ママ友づきあいをしてこなかった私は、個別に約束できる間柄のママがほぼいなかったので、全体告知することにしました。(告知文は何度も何度も修正して投稿しました)

誰も連絡くれないかもな…と待っていたら、4・5名のお母さんが連絡をくれたのです。しかも「ぜひ!」「声かけありがとう!」と言ってくれて、そのとき私の中で何かが決壊しました。息子と会いたいと言ってくれてる子がいたこと、私と嫌がらず連絡をとってくれたことは、控えめにいって感動的でした。

こんな簡単なことをしてこなかったんだろう…

こうして夏休み中何度か、息子の友達が遊びに来てくれることになりました。子どもは大喜びの大興奮で、こんなたわいもない交流を避けてきた自分を反省しました。子ども同士の付き合いだけじゃない。人付き合いを避ける母親の姿って、どうなのよ!!

特に帰省中息子が「この前、友達がボクの遊びに来てくれたんだ!」と実家でしゃべっているのを聞いたとき。人って楽しい事が一つあると、それを心のお守りにできるんだな…と実感したのです。

受験生は慣れ合ってる場合じゃない?

さて、育児話が長くなりました。子どもには友達が必要。じゃぁ私自身は?

↑で書いた子どもの就学トラブルについて、そして受験との両立については、誰にも相談していません。家族にも言っていないし、話し相手もいない。(理由は割愛します。)

誰かと喋りたい。という人恋しさのようなものを抱えてtwitterを開けば「SNSなんてやってる場合じゃないでしょ」とか「受験生同士で慣れ合ってる暇はない」のような投稿を見かけ。いやいややっぱり今は集中する時期で…と揺れ動きました。

環境が違う。仙人生活はムリ

この「受験生同士で慣れ合うのムダ」について、最近になって自分の中で一つの答えが出ました。それは、やはり学習環境の違いは大きいということ。そして当たり前ですが、受験生によりけりだということ。

もし自分が10代で、実家で宅勉していたら… 仙人のように引きこもって勉強だけに集中したかもしれない。私は、30代の家庭持ちでもそれに近いことを実現できると思っていました。

でも当然、学習環境は違う。期待されている役割も違う。私の1年が貴重であるように、家族にとっての1年も貴重。結局は人それぞれだよね、という当たり前の結論に至るまでに、こんなに長い時間をかけてしまったのでした。

対人関係の問題は誰にでも

ちなみに、↑で10代を引き合いにだしてしまいましたが、学生なら自由に勉強できたとは思っていません。

10代20代は親・友達との関係が大人の数倍濃密で、日々のことだから大変ということがあるでしょう。経済面の問題も。さらに実家の方針によって”結婚・出産、はよ”という大いなる要請があります。

他方、既婚者・乳幼児持ちのご家庭なら、家族関係がかなり密になるので外の人間関係というより中が大変。それぞれに期待されている役割があり、皆さん苦労されてることと思います。会社員ならそれこそ人間関係は…いや、他に譲ります。どの属性の人が楽、ということは無いですよね。

人と接することでレベルアップする

さて、短答後に実践したことがもう一つ。自主ゼミを組んでもらったことです。Twitterで呼びかけて、幸い付き合ってくれる人が何名か見つかりました。これも自分にとって感動的な出来事の一つで、相手のあることなので詳細は控えますが、打てば響くということにじ~んと来てました。独りじゃない一人じゃない!(※自主ゼミは満員御礼で締めきっております)

そういえば講師の仕事をしてるくらいだし、自分は人と接して強くなるタイプなのかも?そんな自己分析は20代のうちに済ませとけ!という話かもしれませんが。子どもを産んで歳を経て、それで今の自分があります。

最後に~ただ誰かと喋りたいとき~

これまでSNSは情報収集のために残す、と思っていましたが、今は考えを変えました。情報はだいたい集まってる。ただ、誰かとちょっとしたことで良いから話がしたい。そんなときのライフラインとしてSNSを使っていこうと思います。(他方で、自主ゼミはスケジュール立てて充実させていこうと思います)

逆に言うと情報をただ受け取るのみのSNSは、最小限にしたい。もちろん耳寄りな情報が今後もあれば知りたいですが、やはり取捨選択が大切なのは確かです。

そうはいってもコミュ力=正義じゃない!

いやいや、それでもそれでも。つながりオープンマインドコミュ力出会い厨はお腹いっぱ~い、という方もいるでしょう。で、そんな方と自分は共存可能だと思っています。

人付き合いに無駄にエネルギー割きたくない、という人のために、私のようなお喋りで話が長いタイプの人間が存在するんじゃないですかね?(逆も然りですよ。)そして人付き合いは今だけじゃないですし。これからずっと続く年月の中で、お互いタイミングが合う瞬間が、あったりなかったりすることでしょう。それもそれじゃないでしょうか。

ここまで長文を読んでいただきありがとうございます。読んでくださったあなたと、どこかでつながる機会があることを祈っています!

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