「産後に新しいことにチャレンジしたい」…そんな風に思って『資格』に挑戦する人も多いのではないでしょうか。保育士、旅行業取扱管理者(国内・総合)、行政書士資格をとった体験談と司法予備試験に勉強状況を綴ります。
今こそ勉強したい
出産、育児。人生が変わるほどの大きなイベントを経て「新しいことに挑戦したい」という気持ちがムクムクと。…いやいや、育児でこんなに忙しいのに。時間の余裕なんてないよ。…とは思っても、そんな余裕のない時期だからこそ、「何か別のことを」と探してしまいますよね。
ママになったからこそ
一番上の子が8歳になりました。私の育児はつねに資格の勉強とセットです。生後半年のころに保育士の勉強を始めてから今まで、常に何かしらの資格にチャレンジしています。
産前は、それこそ暇で仕方がなかった妊娠中でさえ、真剣に資格をとろうと思ったことはありませんでした。それが、出産を終えて子供にかかりっきりの毎日がスタートしたとたん、「何か打ち込めるものが欲しい」と感じるようになりました。
産後は自分時間ゼロ
子どもが生まれて最初の1年は、我が子の命を守るという重大ミッションを常に常に抱えています。育児に休みなし。
仕事を再開して(私の場合は新たな仕事を始めて)も、育児がイージーモードになるわけではありません。むしろ新たな悩みも出てきますよね。そして当然、働くからには仕事の責任もあります。
その合間に親戚・両親とのお付き合いというタスクが降りかかったりで、とにかく自分の時間がない。そんなの母になったら「アタリマエ」なのかもしれませんが、そんな一言では片付きません。
産後の息抜きとは
育児つらい!しんどい!…と思ったとき、どうしていますか?
パパに子どもを ”預かって も ら っ て”、買い物や美容院に行く。
子供がベビーカーで昼寝をしてくれたら、よっしゃ~!スタバに寄り道♪
スマホで動画を観たり漫画読んだり…
色々なストレス解消法があると思います。そういう息抜きの時間があることに感謝しないといけない。とは思いつつ、それだけじゃ消えないモヤモヤがある。
なんというか、もう誰かに「お願い」して時間を確保するのも疲れるし、何を買っても何を見ても気持ちを切り替えられないときがあります。そういう、プチ療法みたいなものじゃなくてガツンと心が変わるような何か無いのか!
…と思ったときに、「資格」っていうのはドンピシャだった気がします。
資格の勉強は甘いスイーツではないけれど。子どものためでも夫のためでも、親のためでも上司のためでもない、自分のためだけの時間です。
産後に資格をとるのは何のため?
調べれば調べるほど、資格って数多くありますね。大きく分けると、「趣味・自己啓発」と「就職・キャリア」のため、そのどちらかか両方、ということになるのかも。
「資格に挑戦とかどうかな~」とボンヤリ考えだした時に「なんのため」っていうのは気になるポイントかもしれません。わりと聞かれますし、SNS上でそういう話題をふられることが度々です。
私自身は産後に保育士資格をとって保育園で3年間働きました。その間、趣味として旅行業取扱管理者をとり、今は法律家を目指して勉強中です。
資格ってとる意味あるの?
最後にとった行政書士は「とる意味あるの?」とたびたび話題になる資格です。行政書士に限らずですが…
それで就職できるの?給料上がるの?誰か…職場の上司にとれって言われたの?とったら転職するの?何を目指してるの?
…この手の疑問・質問を何度も目にしてきましたが、私が思う一番の対応は「無視・スルー」です。
私にとって資格をとることは、趣味でもあり、自己啓発でもあり、キャリア形成でもあり、未来に望みを託すことでもあります。そしてキャリアに関して言えば、少なくとも勉強している段階で明確に予定できることではありません。
たとえば学生で受験費用を親に出してもらうならまだしも、大人になってから資格をとるのに誰かを説得する必要はないと思います。
コレっていう理由が無くても良いじゃないですか。「スマホいじってる暇あるなら、勉強してた方がマシ」っていうのも、あんがい大きな理由です。
ママになったからこそ、勉強!
〇〇を目指して資格をとりたい!という人も、何に役立つか分からないけど、とりあえず…という人も。思い立ったが吉日、いっしょにチャレンジしてみませんか?
小さい子どもを抱えたママが勉強するっていう光景が、珍しくもない世の中になると嬉しいな~と思っています。
コメント